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Googleマップがデザイン変更。カラースキームを採用

Googleマップがアップグレードする。

同社の公式ブログによると、ドライブ情報、経路案内、公共交通、マップ探索を改訂し、Googleが最も重要と考える情報をハイライトするようにした。つまり、車を運転しているときにはガソリンスタンドを、交通機関を利用している時には駅やバス停を目立つように表示する。

さらに、マップのカラースキームを変更し新しいアイコンも追加したことで、教会、カフェ、美術館、病院などがアイコンの形状だけでなく色で識別できるようになった、とGoogleは言っている。

たとえば、初めての場所でレストランやカフェを探すときは、Googleマップを開いて近くのオレンジ色のアイコンを見ればよい(Googleは飲食のスポットにオレンジ色を使用している)。

以下のスライドショウで、Googleのカラースキームと新しいアイコンデザインを見ることができる。

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マップ機能の変更は、Googleマップの情報を取り入れているアシスタント、検索、Google Earth、Android Autoなどのアプリにも反映される。GoogleマップAPIを使っている他社のアプリやウェブサイトも同様だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

今日のエンタープライズITは複雑多様な要素で構成、その全体的管理に挑戦するLightStepが$29Mを調達

アプリケーションのパフォーマンスを管理するツールを開発したLightStepが、2900万ドルの資金調達を経てついにステルス状態を脱した。

GoogleのエンジニアだったBen Sigelmanが創った同社は、エンタープライズの全域にわたる各種アプリケーションの稼働状況をチェックする一連のソフトウェアツールを開発した。

LightStepの声明文によるとSigelmanはGoogleで、毎秒20億のトランザクションを分析できる分散モニタリングシステムDapperの開発とオペレーションを担当した。また彼は、Cloud Native Computing FoundationのOpenTracingスタンダードの開発にも関与した。

同社の顧客リストすなわち初期からのユーザーにはDigital Ocean, Github, Twilio, Yextといったそうそうたる顔ぶれが名を連ね、それに感銘したSequoiaが最新の2000万ドルの投資に踏み切った。

またそれ以前には、Redpointと最初のシード段階の支援者Cowboy VenturesやHarrison Metalから750万ドルを調達している。

2015年に創業されたLightStepは、企業全体にわたって今生じているトランザクションのすべてをリアルタイムで追跡する能力を誇っている。それらのトランザクションは通常、数ダースものさまざまなサービスが、彼らのAPIで絡み合うことによって遂行されている。

同社のソフトウェアは分散的なアーキテクチャを持ち、データを、Sieglmanらが作ったOpenTracingスタンダードのネイティブな統合からか、または、そのほかのトレーシングコミュニティのオープンソースプロジェクトから取り込む。一点に集中化されているさまざまなアプリケーションやサービスのデータロギングや、またEnvoy, linkerd, haproxyといったメッシュ技術やロードバランサーからのデータも、モニタリングと分析の対象になる。

同社の統計エンジンが異状を見つけると、データフローのリプレイ、記録、そしてエンドツーエンドのトレースが行われる。それによって、それらのデータに触っているさまざまなサービスにまたがるコンテキストが提供され、問題の所在を突き止めることができる。

同社Enterprise Strategy GroupのアナリストDaniel Condeは、声明文の中でこう述べている: “今日のエンタープライズが日々実際に運用しているアプリケーション(‘プロダクションアプリケーション’)は、一つの鋳型で作られてはいない。マイクロサービスの集合があるかと思えば、モノリシックなアプリケーションもある。そしてデプロイメントは、ベアメタルのサービスとハイブリッドクラウドのプラットホームが混在している。これだけ多様なものが共存して互いに統合し合うことが、今日のエンタープライズのニーズであり、したがって現代のアプリケーションパフォーマンスモニタリングは、これらさまざまなモデルのすべてから、エンタープライズ全体にわたるデータを集めてくる必要性がある”。

[原文へ] (翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

「ソーシャル・ネットワーク+Evernote」をイメージするMrOwl

ソーシャル・ネットワークとEvernoteが融合したようなアプリケーションが登場してきた。ArvindおよびBecky Raichurによるもので、データの保管や共有を簡単に行うことができるようになっている。しかもあらゆるデータ形式に対応しているのだ。

データは公開ないしプライベートで保管しておくことができる。たとえば当方で、「Rolex」についてのブランチ(MrOwlでは情報をまとめる単位を「ブランチ」と呼んでいる)を作成して公開してある。ここに画像、テキスト、リンクなどの情報を加えていくことができる。人気の公開ブランチには、たとえばシークレット・メニューについてのものなどがある。

アプリケーションの魅力を存分に発揮するには、まだまだ利用者が少ない様子。利用者が増えてくれば、より活発に情報のやり取りが行われることになるだろう。

「コラボレーション機能が、このアプリケーションの大きな魅力です。編集権を公開してブランチを育てていったり、特定の人に対して公開して編集作業を続けるようなことができます。もちろん完全にプライベートなものとして、保管しておくことも可能です」とArvindは述べる。「知識やリソースを、コミュニティ全体の資産として育てていくことができるわけです」。

もちろんソーシャル機能をもつアプリケーションは、世の中に溢れかえっている。しかし大量のデータを友人やコミュニティに、簡単に公開できるMrOwlはなかなかおもしろい試みだと思う。アプリケーションは、まずインドで広まり、現在のデイリー・アクティブユーザーは7500人で、セッション数は70万となっている。これまでに600万ドルの資金調達も行なっている。

「利用者の方々は、MrOwlを指してGoogle、Wikipedia、およびPinterestをつなぐものであると表現しています。面白そうなものを見つけたり、情報を集約するブランチを作成したり、他の人と連携して詳細な情報ハブを構築して行ったり、あるいはまとめた情報を共有することができるのです」。

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(翻訳:Maeda, H

死んだはずのBlackBerryがソフトウェア企業として蘇生、業績も株価も好調

死んだはずの企業がまだ生きていた、といえばBlackBerryのことかもしれないが、しかし同社はCEO John Chenのリーダーシップのもとで、ソフトウェア企業として再生しつつある。最近の四半期決算報告でも、業態転換の効果が顕著だ。

決算報告書によると、当四半期の同社の売上は2億4900万ドルで、アナリストたちが予想した2億2000万ドルを凌駕した。売上の急伸はソフトウェアの記録的な売上増によるものであり、総額9億9600万ドルの年商は前年比で26%の増となる。粗利率も記録的で76%となり、前四半期の67%と前年同期の62%を大きく上回った。

CEOのJohn Chenが当然のごとくに満足しているだけでなく、ウォール街も株価で報いた。9ドル99セントで始まった(米国時間9/28)株価は、本稿を書いている時点では10ドル44セントだ。すこし前には、10ドル79セントまで上がっていた。

BlackBerryの株価の5年間の推移。チャート提供: Yahoo Finance

同社の方向性は概(おおむ)ね正しいようで、それは、iPhoneとAndroidという新しい嵐の中で同社の携帯電話事業が破綻した5年前には、考えられなかったことだ。

ChenがCEOに就任した2013の11月には、同社がハンドセット市場で盛り返すことはありえないと思われていたから、ほとんど期待されなかった。でも同社には、これまでの人気製品で稼いだキャッシュがあった。Chenはそのキャッシュを使って戦略的買収を繰り返し、会社の姿を変えていった(下図)。

チャート提供: Crunchbase

彼が就任したとき、BlackBerryは溺死寸前だった。同社は、昨日まで自分のものだった携帯電話市場がハックされる様子を、呆然と見守っていた。タイムマシンで2009年までさかのぼってみると、comScoreのデータ(下図)は、まさにBlackBerry(ブランド名RIM)がスマートフォン市場を支配していたことがわかる:

チャート提供: comScore

しかしそれから4年後の2013年12月、ChenのCEO就任の翌月には、市場は激変していた(下図):

チャート提供: comScore

今となっては、同社を携帯電話とかスマートフォンという視点から見ても意味がない。Chenは明らかに同社が進むべき新しい道を見つけ、会社の形を徐々に確実に変えつつある。今日の決算報告はひとつの四半期のスナップショットにすぎないが、回復不能と思われた企業でも持ち直すことができるのだ、ということをまざまざと示している。

ChenはCNBCの取材に対して、これからが難しい、と言っている。でも今やBlackBerryはソフトウェア企業だから、将来性は無限だ。同社は、不可能と思われていたことを、成し遂げた。

[原文へ] (翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

PyTorchとCaffe2両モデル間の変換ツールをFacebookとMicrosoftが共作、機械学習商用化のスピードアップ

FacebookとMicrosoftが今朝(米国時間9/7)、互いブログ記事で、ONNX、すなわちOpen Neural Network Exchangeというものを発表した。機械学習のデベロッパーはこのツールを使って、PyTorchとCaffe2のあいだでモデルを互いに変換し、研究開発や実装に要する時間を節約できる。

Facebookは前から、機械学習に関してFAIRとAMLという二つのグループを区別している。Facebook AI ResearchすなわちFAIRは最先端の研究開発を担当し、Applied Machine Learning, AMLはさまざまなプロダクトにインテリジェンスを実装する。

この両者は、使用するディープラーニングフレームワークも異なる。FAIRはPyTorchを使い慣れているが、こちらはリソースの制約がないコンピューティング環境でもっとも高度な研究開発の成果を追究する。

しかしユーザーのスマートフォンやコンピューターには能力の制約が当然あるから、実装役のAMLは、リソースを有効利用できるよう最適化されているCaffe2を使う。とくにその実装系のCaffe2Goは、非力なモバイルデバイスの上で機械学習のモデルを使えるよう、最適化されているCaffe2だ。

FacebookとMicrosoftが今日発表したツールを使うと、PyTorchのモデルとCaffe2のモデルを互いに容易に変換できる。二つのフレームワークを容易に行き来できることにより、 研究の伝播を広く早くし、また商用化の過程もスピードアップできる。

しかしながら、すべての企業がPyTorch/Caffe2のペアを使っているわけではない。TensorFLowベースの研究はきわめて多いし、そのほかの重要なフレームワークも使われている。また機械学習の商用化のレベルでは、モデルを特定のデバイスに最適化されたフォーマットに容易に変換するための研究開発も行われている。

たとえばAppleのCoreMLは、ごく限られた数のモデルを変換できる。しかし現時点でCoreMLはTensorFlowすらサポートしていないし、コンバーターの自作はかなり難しそうだ。GoogleやAppleが、特定のハードウェア向けの、機械学習フレームワークの最適化をもっとサポートするようになると、今度はそれらの相互運用性が課題になってくる。

Open Neural Network Exchangeは、Githubのここでリリースされている。

[原文へ] (翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Facebook、歪んだ360度写真の修正機能を提供へ

今日(米国時間8/31)カリフォルニア州サンノゼで行われたFacebook主催のカンファレンス、Scaleの席上、同社のコンピューターフォトグラフィーチームは、ユーザーが撮影した360度写真をきれいに修正する研究プロジェクトが完了したことを報告した。チームは多層ニューラルネットワークを用いて360度写真の歪みを認識し、修正してリアルさを再現する。

スマートフォンの水平ツールを使って画像を修正したことがある人もいるだろう。しかし、プロジェクトの一員である研究者のMatt Uyttendaeleは、従来のコンピュータービジョン研究では、この問題を解決するために消失点(平行線が交差するように見える点)を利用して直線を判別していた。

しかしそのアプローチは必ずしも一般的ではない。なぜなら、多くの写真には基準となるべき平行線が十分にないからだ。そこでUyttendaeleのチームは、AlexNetというニューラルネットワークに、回転させた画像の傾き(ロールとティルト)の値を学習させた。結果的にこのデータを十分揃えることがプロジェクト全体で最大のチャレンジだった。

チームは50万枚の画像を集めると、それを人工的に回転させた。こうして360度画像修正のモデルを作るためのデータが揃った。新機能はまだ公開されていないが、修正機能のユーザーへの見せ方を決め、テストが完了すれば数か月後には提供される見込みだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Facebookが世界各地に分散したデータセンターのログを保存するツールLogDeviceをオープンソース化

Facebookは、複数箇所に分散しているデータセンターのログを保存するための自家製のソリューションLogDeviceを、オープンソースにすることを計画している。その発表は、同社のScaleカンファレンスで行われた。

それらのログは、データベースのイベントを調べるために利用されている。何かの理由でサーバーがダウンしたときには、デバッグする方法が必要だし、セキュリティのための監査を行って、サーバー間の整合性を確保しなければならない。大量のユーザーデータが世界中の大きなデータセンターに分散しているFacebookでは、このことがとくに重要だ。

LogDeviceは、ハードウェアやネットワークに問題があってもデータを記録できる。何かの不具合が生じたらログ収集のタスクを他のデータセンターにお願いする。そして回復したら、問題のあったデータセンターのレコードを毎秒5〜10ギガバイトのスピードでリストアする。

Facebookのデータセンターはもうすぐ10箇所になるが、各センターのレコードは確実に同じページに載ってほしい。しかしそこには、バックアップという複雑な問題があるので、データの扱いは一層難しくなる。LogDeviceは、これらの、各所に分散したデータセンターのデータを複製する作業を支援する〔上記のような場合も含め〕。

高価なサーバーをどうしても故障引退させなければならないときでも、LogDeviceは失われたレコードを正しく教えてくれる。レコードのシーケンスとサーバーのストレージを最初から分離し、レコードをさまざまな場所のストレージにランダムに割り当てるので、データセンター全体の自己回復力が強化される。

LogDeviceをいつからオープンソースにするのか、そのスケジュールは公表されていないが、今年のおそい時期に、とは言っている。

[原文へ] (翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

最新Chrome、自動再生音声のシャットアウトをテスト中

音声付きビデオを自動再生するようなウェブサイトは、もうすぐ過去の遺物となるかもしれない。すくなくとも、閲覧者がそうしたサイトに悩まされることは少なくなっていきそうだ。

Googleが、特定サイトにおける音声再生を簡単かつ永久に遮断するオプションを準備しようとしているようなのだ。

ブラウザで再生される音声に悩む人はこれまでも多かった。複数タブを開いているときに、音を鳴らしているページをすぐに見つけ出すため、タブにインジケーターを表示する機能を加えたりもしてきた。さらにはより簡単に音声を再生しているタブを特定する拡張機能なども開発された。そしてGoogleの開発者であるFrançois Beaufortによれば、このたび、最新のテスト版である「Canary」にて、新しいミュート機能を導入テスト中なのだ。

使い方は極めて簡単でかつ効果的だ。アドレスバーの左側で通信の安全性を示しているところをクリックして表示されるオプションから、サウンドのミュートを選択する。オプションは、設定を自分で変更するまで有効で、変更しない限りは永久に音声再生がミュートされるようになる。

この機能を実装しようとしているのはいまのところChromeだけだが、おそらくは他のブラウザも追随してくるものと思われる。

この機能がさまざまなブラウザで実装されることになれば、勝手に音声付きビデオを再生するサイトは減っていくものと思われる。利用者の気持ちを損ねてしまっては、永久にサイトからの音声がシャットアウトされてしまうことになるからだ。すなわち、インターネット上の鬱陶しい存在がひとつ姿を消すことになるわけだ。これはネット利用者の勝利と言って良いのではないだろうか。

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(翻訳:Maeda, H

Googleが途上国のひ弱なデータ通信で効率的経済的に使える検索アプリをテスト中

Googleは近く、同社の検索モバイルアプリの‘携帯のデータ通信にやさしい’バージョンを出すようだ。

そんなアプリを今同社は、インドネシアでテスト展開しているらしい。Android Policeの、鷹のような目をした連中が、そのことに最初に感づいた。。

その“Search Lite”(軽量級検索)という名前は、本誌の理解ではアプリの名前ではなくて、むしろそれの正確な説明だ。要するにそれは、Googleの検索アプリを改造して、接続が貧弱なところとか、データ通信をたくさん使えない契約、メモリの小さいスマートフォン、など向けに最適化したのだ。

その意味でそれは、Googleが昨年インドで立ち上げたYouTube Liteアプリに似ている。FacebookやLinkedIn、Twitterなどにも‘lite’バージョンのアプリがある。そういう、データにやさしいアプリにとって、インドは重要な市場だから、検索アプリも本番展開はまずインドからだろう。

このアプリはWebの検索が楽になるだけでなく、ニュースや天気予報やGoogleの翻訳サービスにも直行できる。つまりアプリの中から外部のWebサイトに行ける専用のブラウザーがあるので、これもデータの節約に寄与する。

画像提供: Android Police

Googleはこのアプリについて具体的なコメントをくれなかった。

“私たちはユーザーの体験をもっとも便利かつ最適にすべく、つねにプロダクトに関し実験を行っている。これは、インドネシアのユーザーのために検索体験を良くするための新たな実験的アプリである”、とGoogleのスポークスパーソンは申された。

Googleは個々のアプリだけでなく、サービス本体を途上国市場向けに最適化することにも腐心している。インターネットユーザーの次の10億人が、この市場にいるからだ。同社はAndroidも軽量バージョンAndroid Goを開発してスマートフォンをより強力にし、またさまざまな戦略的買収を東南アジアや最近ではインドで繰り返し、途上国市場専任の技術者チームを作ろうとしている。

[原文へ] (翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))