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イーロン・マスクのThe Boring Company、LAの地下トンネルを初披露

Elon Muskは、SpaceX本社の近くカリフォルニア州ホーソーンの地下にトンネルを掘っている。市議会からは承認を得ている。MuskのBoring Co.は掘削とトンネル建設で既に多大な進捗をみせているようで、Muskが共有したトンネル内部の写真には補強されたトンネルが視界の彼方へと伸びるところが映っている。

トンネルの壁はパネルで覆われ、ケーブルと上部の大型管路に加えて照明や軌道とおぼしきものも見える。ロサンゼルス近郊のこのトンネルはBoring Co.が初めて手掛けたものだが、同社は最近メリーランド州でも掘削の暫定許可を受けている。この第2のテスト掘削はHyperloop地下ネットワークの一部となる可能性もある。

MuskのLAトンネルは、現在のトンネル掘削事業より低コスト高効率の掘削計画の実現性をテストするパイロットプロジェクトであり、最終目標は都市部の地下にトンネルネットワークを作り、地上の障害物や交通を避けて輸送サービスを提供することだ。

The Boring Co.は、都市間にHyperloopトンネルを建設して高速移動を可能にするという壮大なビジョンにはまだまだ遠いが、掘削とトンネル建設の初期テストは急速に進展しており、中傷する人々に対してこれは単なる夢物語ではないと証明する材料になりそうだ ( function() { var func = function() { var iframe_form = document.getElementById('wpcom-iframe-form-89ea7bb058b95006979d97904208c220-59f5406099ac4'); var iframe = document.getElementById('wpcom-iframe-89ea7bb058b95006979d97904208c220-59f5406099ac4'); if ( iframe_form && iframe ) { iframe_form.submit(); iframe.onload = function() { iframe.contentWindow.postMessage( { 'msg_type': 'poll_size', 'frame_id': 'wpcom-iframe-89ea7bb058b95006979d97904208c220-59f5406099ac4' }, window.location.protocol + '//wpcomwidgets.com' ); } } // Autosize iframe var funcSizeResponse = function( e ) { var origin = document.createElement( 'a' ); origin.href = e.origin; // Verify message origin if ( 'wpcomwidgets.com' !== origin.host ) return; // Verify message is in a format we expect if ( 'object' !== typeof e.data || undefined === e.data.msg_type ) return; switch ( e.data.msg_type ) { case 'poll_size:response': var iframe = document.getElementById( e.data._request.frame_id ); if ( iframe && '' === iframe.width ) iframe.width = '100%'; if ( iframe && '' === iframe.height ) iframe.height = parseInt( e.data.height ); return; default: return; } } if ( 'function' === typeof window.addEventListener ) { window.addEventListener( 'message', funcSizeResponse, false ); } else if ( 'function' === typeof window.attachEvent ) { window.attachEvent( 'onmessage', funcSizeResponse ); } } if (document.readyState === 'complete') { func.apply(); /* compat for infinite scroll */ } else if ( document.addEventListener ) { document.addEventListener( 'DOMContentLoaded', func, false ); } else if ( document.attachEvent ) { document.attachEvent( 'onreadystatechange', func ); } } )();

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

イーロン・マスクのThe Boring Co.にメリーランド州からトンネル掘削許可

イーロン・マスクはこのところ好調だ。Rick & Mortyのファウンダーに賞賛されたし、メリーランド州でもトンネル掘削の許可を得るのに成功した。The Boring Companyは本社付近のカリフォルニア州ホーソーン市ではすでに許可を得ている

メリーランド州で建設予定の新しいトンネルは全長16.5kmで、州政府が所有するボルティモア-ワシントン・パークウェイの地下を利用するルートだ。メリーランド州のトンネルはワシトンとニューヨークを結ぶ一大トンネル・ネットワークの出発点として構想されている。 LA Timesの記事によればこのネットワークはボルティモア、フィラデルフィアの都市中心部にも乗降施設を設けるという。

マスクのBoring Companyは2基目のシールド掘削システムを導入してさらに勢いを増している。新システムはいつでもモグラのように地下を進む用意ができているということだ。メリーランド州は「現段階では資金面での援助は行わない」という条件付きで掘削を認めた。もっともこの条件はマスクにとってさして不利益をもたらすものではないだろう。もともと短いトンネルではあるし、この程度の建設資金はアミューズメント施設として観光客を集めることでまかなえるのではないか。

メリーランド州交通局長のPete RahnはLA Timesのインタビューに答えて、「イーロン・マスクの今回の申請は公共インフラを施設するためにトンネル掘削とほぼ同様のものだった。われわれはこうした掘削計画にひんぱんに許可を与えてきたので、〔その審査は〕そう困難なものではなかった。とはいえ、今後州を横断する本格的なHyperloop Oneトンネルを実現するとなれば各種の手続きをクリアするためにかなりの作業が必要だろう」と述べた。

一方でマスクが火星植民のための大型宇宙ロケット開発の努力を続けていることもよく知られている。〔独立戦争のとき、教会の塔のカンテラが〕「一つなら敵は陸から、二つなら海から来る」と取り決めた話は有名だが、この流儀でいくとわれわれは「二つなら地下トンネルで、三つなら宇宙船で旅する」ことになるのかもしれない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

イーロン・マスクのトンネル会社、掘削機第2号の準備完了

Elon Muskの3番目だか4番目の会社(数えられる人いる?)であるThe Boring Comapnyのトンネル掘削能力がほぼ倍増する。同ベンチャーの掘削マシン第2弾は「ほぼ完成した」とMuskは言い、名前の “Line-Storm”はロバート・フロストの詩[彼岸嵐の歌]から借りている。

おそらく、スティーブ・ジョブズがテクノロジーとリベラルアーツの交差点と言うとき本当に意味していたのがこれだろう ―― 工業用掘削機械には重要な芸術作品に因んだ名前を付けるべきである。Muskは詩の一行、”And be my love in the rain.”[雨の中で僕の恋人でいておくれ]も具体的に引用しいて、この機械が全天候対応であることを意味しているとも考えられる。しかしおそらくMuskは、偉大な力を称賛するフロストの表現が好きで、トンネルを掘る冒険心とのかすかな類似性を感じているだけなのだろう。

その一方でMuskは、Boring Co.の帽子を同社公式ウェブサイトで販売している。実物を見たところ上質の製品のようだった。Model 3の先行予約ほどには緊急資金調達の役にたたないだろうが、すでに5000個近く売れたようで、これはほとんどのスタートアップの扱い数より多い。

また、The Boring Companyという名前は究極のおやじギャグでまさしくMuskの得意分野だが、実際にはMuskの元恋人Talulah Rileyが思いついたとMusk本人が言っていた。また、ロゴを作ったのは映画監督のJ.J エイブラムスだという話だ。これはいつの日か最高のトリビア問題になるだろう。

Second boring machine almost ready. Will be called Line-Storm, after the poem by Frost. “And be my love in the rain.” pic.twitter.com/xlWPYdPu3P

— Elon Musk (@elonmusk) October 19, 2017

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Hyperloop One、Virginグループ入り――高速ポッド輸送システムはVirgin Hyperloop Oneに改名

Virginグループはイーロン・マスクのHyperloop Oneに大規模な投資を行った。投資額は明らかにされていないが、真空トンネル内を高速で移動するポッドのネットワークを世界各地に張り巡らそうとしているスタートアップの名称を変更させる額であったことは間違いない。Virgin Hyperloop Oneが新しい名称jだ。

Virgin Hyperloop Oneが誕生した原動力はVirginグループのファウンダー、リチャード・ブランソンのハイテク高速輸送システム愛好だろう。ブランソンはこれまでもVirgin Galacticを始め宇宙飛行のための会社を創立してきた。 Virginグループに加わったことでHyperloop Oneが目指す次世代輸送システムは実現に向けて一歩前進した。Hyperloopは最新のテクノロジーを用いて準真空チューブ内に高速でポッドを走らせ、これまで数時間かかっていた距離を数十分で走破させようという野心的なプロジェクトだ。

Hyperloop OneとVirginとの関係は単に金だけではない。Hyperloopのエンジニアリング担当プレジデント、Josh Giegelは、以前はVirginグループのエンジニアだった。ブランソンはブログで「私はこの夏、Hyperloop Oneを訪問し、 ネバダ州ラスベガス近郊のDevLoopテストコースでこのテクノロジーを直接見てきた」と書いている〔トップ写真中央がブランソン〕。

Hyperloop One(正しくはVirgin Hyperloop Oneだった。長い名前なので慣れるのに苦労しそうだ)は最適な建設ルートを決定するためのコンペのファイナリストを決定し、またプロジェクトの実現可能性を研究する提携先として企業や政府を選定したことを発表している。

当面、Hyperloop Oneのビジネスは改名も含めて順調に進んでいるようだ。スピード好きのビリオネアが親しい友人であるというのは次世代の高速地上輸送システムの実現を目指しているイーロン・マスクにとって大いに役立つことになったようだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

イーロン・マスク、「スタートレック:ディスカバリー」で宇宙のパイオニアに認定される

Elon Muskはライト兄弟や人類に光速ワープをもたらした科学者と肩を並べた。Star Trek: Discoveryによる。昨夜CBSの All-Accessで、ジェイソン・アイザックス扮するキャプテン・ガブリアル・ロアカが、ライト兄弟や架空の動力発明家ゼフラム・コクレーンと共に、宇宙飛行技術革新の立役者としてMuskの名前を挙げた。

SFファンとしてよく知られるMuskは、この比較と名前の言及に興奮したことだろう。SpaceXのファウンダーは人類を惑星間生物種にする野望をもっており、最初のターゲットは火星に植民地を作ることだ。MuskのSpaceXは、再利用可能ロケットの改善にも取り組んでおり、宇宙での作業方法にパラダイムシフトを起こす可能性をもっている。

A big night for @elonmusk #StarTrekDiscovery https://t.co/9xs7noHSXq— Jordan Hoffman (@jhoffman) October 09, 2017

この言及でもうひとつ興味深いのは、AmazonとBlue OriginのファウンダーであるJeff Bezosの名前がないことだ。このもう一人の宇宙起業家はスタートレックの大ファンで、スタートレックBeyondへのゲスト出演を買って出てエイリアン役で登場することに成功したが、ロアカに宇宙飛行の英雄として取り上げられることはなかった。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

プエルトリコ知事、イーロン・マスクに支援を求める――ツイート交換から電力網再建の交渉が始まるか?

ハリケーン・マリアによってプウエルトリコの電力網は事実上壊滅してしまった。これを再建するというのはイーロン・マスクにとってさえ稀にみるビッグチャンスだろう。プエルトリコ知事、リカルド・ロッセロはTeslaのバッテリーと太陽光発電システムによってこの作業に当たる可能性についてイーロン・マスクと話し合いを行いたいとしている。

プエルトリコ政府が所有する電力会社によれば、現在この島でで電力が利用できるのはわずか10%の地域にしかすぎない。一部の地域では電力が復活するまでに4か月から半年かかるという。

イーロン・マスクはプエルトリコの電力網再建に太陽光発電とバッテリーのテクノロジーを利用する可能性についてツイートした。

The Tesla team has done this for many smaller islands around the world, but there is no scalability limit, so it can be done for Puerto Rico too. Such a decision would be in the hands of the PR govt, PUC, any commercial stakeholders and, most importantly, the people of PR.

— Elon Musk (@elonmusk) October 5, 2017

テスラ・チームは世界の数多くの島でこれ〔電力網建設〕を行ってきた。テクノロジーはスケーラブルで規模に上限はない。ただし決定を下すのはプエルトリコ政府、電力事業委員会、ビジネス関係者、そしてもっとも重要な点だが、地域住民だ。

ロッセロ知事はただちに「では話し合おう」とツイートを返し、最高イノベーション責任者も全面的に支持した( #TeslaTechnologies)。

As the Government’s CINO, I fully support this! Let’s build the Puerto Rico we all want through innovation #letstalk @prstateits

— Glorimar Ripoll (@prstatecino) October 6, 2017

ではこの話し合いは実際のプロジェクトに発展する可能性があるだろうか?

Teslaはすでに数百基のバッテリー・システムを プエルトリコに送っている。現在Teslaの社員が懸命に据え付け作業をしており、また現地の人々に今後のメンテナンスを指導している。

マスクは過去にもツイートから新たなビジネスを始めた経験がある。サウス・オーストラリア州にバッテリープラントを設置する件はAtlassianのファウンダーでオーストラリア人のMike Cannon-Brookesと3月に交わしたツイートがきっかけだった。この契約は先月発効し、100日間で完工できないとマスクは5000万ドルをふいにするという。

マスクが述べているようにTeslaはハワイのカウアイ島やアメリカ領サモアで太陽光バッテリーシステムを建設してきた。

もちろん340万人が住むプエルトリコで想定されるプロジェクトに比べれば、これらははるかに小規模だ。しかしマスクはスケールアップに強い自信を持っているようだ。

画像:: ullstein bild / Contributor/Getty Images

〔日本版〕マスクのツイート中のPUCはPuerto Rico Utilities Commissionとみて訳した。ただしプエリトリコの電力事業の正式名称はPuerto Rico Energy Commission

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ダイムラーがElon MuskからのEVに関する挑戦ツイートに回答

Elon Muskは、Twitterを使って率直かつ直接的に自分の考えを表現する人物だ。今回彼が取り上げたのは、USA Todayによって報じられた、EVテクノロジーに対して競合自動車メーカーが行なう投資額についてだった。Muskが指摘したのは、Teslaに対抗するために投下されると報じられた10億ドルという金額は、ダイムラーのような大企業としては不十分だというものだ。そしてそれにダイムラーは同意した。

ダイムラーは、USA TodayのTwitterで引用された10億ドルという数字は低すぎる、というMuskのツイートにこう応じたのだ。TeslaのCEOは「極めて正しい」とした上で、実際に行う投資は100億ドル以上だと述べた。バッテリー製造だけでも10億ドルを投資し、その他に次世代EVへの投資が含まれているという内容だった。

Good

— Elon Musk (@elonmusk) September 25, 2017

@elonmusk、貴方は極めて正しい。隠された数字はこのようなものだ:次世代EVに100億ドル以上、10億ドル以上をバッテリー製造に投資

結構なことだ。

Muskが実際にダイムラーの計画変更を促したわけではない(少なくもこのツイートでは。会社としてのTeslaは、これまで測り知れないほど大きな影響を、EV業界に与えてきた)。今回Muskが犯した罪はTwitterにはありがちなものだ:クリックして記事の全てを読むことなく、見出しあるいは140文字のまとめが全てであると考えたことである。JalopnikのDean Kawamuraはこれを指摘したが、Muskからは不敵な答が返された。それは単なる冗談かもしれないし、あるいはTeslaがEVの世界を塗り替えて来たことを意味しているのかもしれない。私の好みは後者の解釈だ。

Yes, I did

— Elon Musk (@elonmusk) September 26, 2017

いや、@elonmusk が @Daimler を一晩で100億ドル以上のEV投資に踏み切らせたわけじゃない。

いや、そうさせたよ (笑)

[ 原文へ ] (翻訳:Sako)

SpaceXのHyperloopポッド324km/h達成――学生チームのコンテストはドイツの勝利

今日(米国時間8/28)、SpaceXは学生チームによるHyperloopのポッドのスピード・コンテストを実施した。 真空チューブ中を走行するHyperloopポッドのデザインは世界から寄せられ、予選をを通過した3チームによる実際の走行が本社近くのテスト施設で実施された。最高速度を争ったのはドイツのWARRHyperloopチーム、スイスのSwissloopとParadigmのチーム、アメリカのNortheastern大学とカナダのMemorial大学による北米チームだった。

優勝者はミュンヘン工科大学の学生による WARRチームで最高速度324km/h(201mph)を記録した。このスピードは2位以下を大きく引き離しただけでなく、テスト走行で最高速度に達することを試みたのもWARRチームだけだった。

Hyperloop WARRのポッドが準真空の1.3kmのチューブ内走行で324km/h を記録。

SpaceXの共同ファウンダー、イーロン・マスクはWARRの達成を「すばらしい結果だ。学生チームの設計であることを考えればなおさらだ」と賞賛した。しかしマスクは続けて「SpaceXの1マイル(1.6km)のテストコースなら500km/h以上を狙うことが可能だろう」とさらにハードルを上げた。

マスクの今日の発表によれば、コンテストはさらに続けられる。SpaceXは3回目となるコンテストを来年主催すると決定した。このスピード競争はボランティア・ベースで、SpaceX(に加えて今回はThe Boring Company)の社員が自由時間を利用して行ったイベントだ。コンテストの実施以外に学生のポッドの開発についても助言を与えたという。【略】

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

SpaceXは来年中に24時間以内のロケット再利用を目指す

国際宇宙ステーションに関する関するカンファレンスでイーロン・マスクはSpaceXのロケット再利用計画について語り、いくつかの詳細が明らかになった。SpaceXでは来年中にFacon 9を回収後、24時間以内に再打上げすることができるようにする計画だ。マスクによればSpaceXは「これを実現するための技術的な筋道を付けている」という。

SpaceXのロケット再利用はまだコスト削減に大きな効果を挙げる段階まで来ていない。マスクは最近の回収して再利用に成功したISS補給船ドラゴンについて、回収後の整備コストは補給船を「新しく建造するのとほぼ同等、やや大きいかもしれない」と明らかにした。

SpaceXは補給船の整備技術を今後改良していくはずなのでコストの点も時間と共に改善されるはずだ。マスクは「次回はコストを数パーセント削れるだろう」と述べた。これは補給船の再利用に関しての話だが、再利用サイクルを早めるためには非常に多くの技術的問題を解決していく必要があるようだ、

一方、ロケットの先端部を覆って衛星などのペイロードを保護しているフェアリングについてマスクは「SpaceXは再利用の実現い非常に近づいている」と述べた。今年、SpaceXはフェアリングを地上に戻すことに成功している。マスクによればフェアリングと部品の再利用は「近い」という。フェアリングには複雑なシステムが取り付けられており、総額は500万ドルから600万ドルの価値がある。

「空から600万ドルが詰まった箱が落ちてくるとしたら捕まえてみたくなるはずだ」とマスクはSpaceXのエンジニアに言ったという。

フェアリングの回収は今年末か来年初頭を目指している。ブースター(1段目)とフェアリングが回収できればFalcon 9の80%が再利用されることになる。マスクは「われわれは2段目も回収できるかもしれない。ともかくそれも実験してみる」と述べた。

ロケット全体を短時間で再利用できるようになることはマスクが目指す火星ロケットの実現に欠かせないステップだ。マスクが再利用を急ぐのはそういう理由のためだという。

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イーロン・マスクのHyperloop One、実物大ポッドの走行テストに成功

Hyperloop Oneは最初のフルスケールモデルの実験に成功した( The Vergeの記事)。実物同様のサイズのポッドを密閉された真空チューブで走行させたものだ。このシステムは最終的には超高速運輸を狙っているが、ネバダ州における今回の実験は速度記録への挑戦が目的ではなかった。実験用ポッドの最高速度は時速112キロ程度にとどまった。

Hyperloop Oneの共同ファウンダー、Shervin Pishevarによれば、このテストは、速度ではなく、チューブ内に真空環境を維持し、ポッドが計画どおり走行できることを実証するのが目的だった。ポッドは高度60キロ程度の成層圏上層に相当する準真空中を走行した。Hyperloop Oneは空気抵抗を除くことによって高速と経済性の達成を狙っている。

ネバダ州に設けられた全長500メートルのテスト・コースにおける実験の次の目標は時速400キロでの走行だ。このシステム最高速度は理論上、時速1200キロに達するはずだが、現在のテスト・コースでは短すぎて実現不可能だという。

実用化までにHyperloop Oneが解決しなければならない課題はまだ数々ある。Hyperloop OneはUAE(アラブ首長国連邦)のドバイとアブダビを結ぶ時速800キロの路線を開設する計画だ。小さい一歩にしても進歩は進歩だ。フルスケールのポッドの走行テストが成功したのは実現に向かっての前進といえるだろう。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+